人間社会による自然と不自然の二分化は年を追うごとに広がっていると感じます。
僕はそんな社会環境に生きる中でどうしたらその二分化から新しい生き方ができるのか。
様々な社会問題を見て感じて、考える事が増えてきています。
不自然な食べ物、不自然な働き方、不自然な医療、不自然なシステム、不自然なマネー、不自然な生き方。
それらは「最先端」という、あたかも綺麗な言葉で遠い未来を見据えず、暴力的なまでの勢いで私たちの生活に入り込んでいます。
僕たちの遠い先祖。縄文人と良く似た文化形態を持つ先住民族にネイティヴ・アメリカンがいます。ネイティヴ・アメリカンの言い伝えに物事を決める時、7世代先の子孫の事まで考えて事を決めるという言い伝えがあるようです。そして自分たちの周りで生きる全ての動植物に許可を得てから事を決めるようです。
そこには私であると同時に私達という考え方が常に存在しているように思えます。
僕は35歳になるまでこんな事考える事は無かったのですが、今の社会をじっくり観察してみると、何故ネイティヴ・アメリカンがこういう掟で生きているのかわかるような氣がします。
(ネイティヴ・アメリカンの名言はとても氣づきをくれるので何かしらの生きるヒントになると思うのでおすすめです。)
今この世界は資本主義システムによって、加速度的な表面的発展とともに、人間の営みを破壊しています。
余談になってしまいますが、重要な事なので・・・(重要な事ですが小中高大、学校で習う事はありません)
今のシステムは加速する事をやめると椅子取りゲームから脱落してしまうシステムです。
元々今の資本主義は約200年前に銀行家が仕掛けた罠だからです。
何故椅子取りゲームが始まるのか。今僕たちが手にしているお金は誰かの借金だからです。
会社から貰う給料も誰かから儲けたお金も元は誰かの借金です。
借金には利子が付きます。借金は利子付きで返す事が常識化されています。
資本主義は富むものが、より富むシステムなので(例えば沢山預金があれば預金金利によるお金も沢山もらえる)国が新規国債を発行「簡単に言えば新しいお金を刷ってみんなにお金を配らないと」だんだんと底辺にいる人が追い込まれていきます。
その配り方も無意識化されていますがとても重要です。今この国は株式市場やオリンピックやカジノ事業に代表される新規事業。それらすべてが金持ちに対してばかりお金をばら撒いています。勿論新しい雇用はそこで生まれるかもしれませんが、その大部分が上へ上へとピンハネ搾取されます。
本来国が国を守る気があるならばセーフティーネットの強化や少子化対策や水道や電気などのエネルギーインフラ、食に対する消費税などの税金を0にするなどの為に新規国債が使われるべきだと思いますし、それがこの国に住む人たちを守ることに繋がると思いますが、金持ちにしかお金を配りません。
そうなればどうなるでしょう?
年々その結果が表れていってませんか?
そして毎年国の借金、国民一人当たり〇〇〇万と報道してるのですがこれも嘘で日本国のお金は日本国が自由に刷る事ができます。
その行為と人口増加による借金の増加がバブル経済を作りました。
大分脱線してしまいましたが、そうやって人々の営みが壊されながらどんどん監視管理社会が進んでいっています。
内閣府ではムーンショットという計画で人間を改造してまで更なる加速とシステム維持を続ける事を目標としているようです。
さて、ちょっとだけ歴史を思い返してみてみると僕たちは豊かになっているでしょうか?もちろん冷蔵庫も洗濯機も冷暖房も水も電気もあります。それはとても感謝すべき事ですが、それにもかかわらず、一部の人以外多くの人がお金や時間に追われ、目の前の事で精一杯ではないでしょうか。
7世代先まで見据えて生きる先住民族と、現代人・・・
そこにはテクノロジーでは得られない知恵や人の営みによる温かさ共存共栄はどんどん失われて行くのではないでしょうか?
僕たちは必要以上に依存し合うように設定教育されていると感じます。
自然界の動物の親は子に何が食べれるか?どうやったら生きていけるかを教わり、早い段階から自立していくが、不自然界の教育はどうやったら食べ物を作る事ができるか?どうやって狩をするか?何が食べれるものなのか?どうやって住む場所や着るものを作るか?どうやって仲間と共同体を作り安定と壊れない強固さを作っていくか?そういう生きる上での本質的に大事な事は教わらず、どうやったら資本主義社会システムを維持する一員になれるかを徹底して教育されます。
何故そうなっているかと言えば、衣食住を一人でできる自立した人間を量産させてしまうと資本主義システムを歴史的に作ってきたようなピラミッドのトップ層が人々を支配する事が出来なくなってしまうからに他なりません。
衣食住に対して自立するとお金はほとんど必要ではなくなってしまうからです。
僕は35歳になろうと差し掛かっていたある日、ある人をきっかけにこの世界のシステムの異常さに氣づかされ、世の中の見え方が180度変わってしまいました。
同時にそこから年々目に見える世界と、見えない世界とのコントラストもはっきりしてきたように感じます。
この現実に氣付いてしまい、自分本来の直感や心の声に耳を傾けると、この不自然な社会の教育やシステムに洗脳された心は崩壊してとても苦しくなると思います。全てがうわべだけの綺麗な言葉で騙そうとしているからです。結果全てが支配とコントロールに繋がっていることに氣がついてしまうからです。
現に当時僕はこの現実に心を病みうつ状態が続き1年間仕事ができなくなってしまいました。当然そんな中補償も何もないので、現実問題とても苦しい思いもしました。自分の生き方、本当の自分の魂に嘘のない生き方をどこか幼い頃に置いてきてしまい、取り戻そうにもシステムに阻まれ簡単には自分の生き方が出来なくなってしまいます。
人によってはシステムに氣付く事もできず自分のことも世界の事も何故自分がこんな状態なのかよくわからないまま崩壊して追い詰められ自ら命を絶ってしまう人がいます。そしてそんな人がこの国では毎年3万人もいます。
これはとても異常な事ではないでしょうか?僕はそんな社会につまはじきにされた人たちを僕の音楽やこのホームページをきっかけに立ち上がって欲しいと心から願っています。
しかし、今の社会の現状を見るにまんまとコントロールされていく人たちが後を絶ちません。みんなとてもとてもいい人ばかりです。こんな事があっていいのだろうか?と、とても悲しい事ですが色々な人に話をして来た結果、氣づくきっかけはあっても変わるか変わらないかは本人の自由意志のみです。
陰陽五行のことわざにある「陰極まって陽になる」のように、この仮想現実のような、まさに映画マトリックスを目指してるような社会は行くところまで行かないとかわらないのかもしれないとも感じています。
じゃあ、実際に自然を取り戻すとは何なのか?
ここで誤解されがちな事は自然に生きる事=縄文時代の様な生活に戻らなきゃいけないのか?の様に考える人がもしかしたらいるかもしれないですが、それだと誰もやりたくないと思いますし、僕もそれは望んでいません。
極端な話ではなく例えば・・・
不自然な食べ物とは何なのかを知ってみる。
先住民族の時代お菓子はあったのか?農薬や化学肥料があったのか?添加物なんて存在してたのか?
遺伝子を組み替える事は自然か?
不自然な働き方って何なのかを知ってみる。
週5日毎日8時間働いてるのに家族を養えない社会とは何なのか?地球を壊す様な愛のある営みを忘れてしまう様なシステム維持に加担する様な仕事をしてしまってないか?
不自然な医療とは何なのかを知る。
その薬を飲み続け医療と薬にコントロールされてないか?症状を薬で止めた事で他の病気になってるのではないか?根本治療ではなく対処療法してるだけじゃないか?
不自然なシステムに依存してないかを知る。
あっちこっちに監視カメラが設置されてないか?スマホに日々盗撮、盗聴されてるだけではないのか?僕たちの行動、趣味、趣向が上に抜かれてるだけではないか?
不自然なマネーを知る
一体誰が何の権利でお金を刷っているのか?税金とは何なのか?何故富裕税は下がりサラリーマンは一番搾取されてるのか?紙幣が生まれた本当の歴史とは何なのか?何故経済格差が生まれ続け拡大してるのか?
不自然な生き方を知る。
嘘の欲望や恐怖をテレビで煽られてないか?過剰に欲や恐怖を煽られてないか?今やってる事は本当の僕たちの魂が望んでいた事なのか?
こういう事を一度じっくりたくさんの時間を使って向き合ってみると自分にあった自然な生き方と現代社会とのうまい落とし所、美しい地球での生き方に今までなかった発想で幸せに生きていく事ができるんじゃないかと思っています。
今、昔に比べて老人達は暖かい微笑みを浮かべているのかな?
今、昔に比べて子ども達は元気に大声ではしゃいでいるのかな?
今、昔に比べて若者達は希望を持った真っ直ぐな眼差しをしているのかな?
いきなり重いテーマでしたが、今とてもとても重要な事なので書きました。みんながこの事今起こってることについて個人でしっかり調べてみてほしいと心から願います。
みんなで変えていけたら良いなと思います。
このホームページが少しでもきっかけになってくれたら生まれてきた意味があるかなと、嬉しく思います。
じゃあね( ̄▽ ̄)
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